学園だより 第157号

行事予定・慶應義塾大研究報告会「パン開発」・西里大通りホコ天出店

行事予定
1 しごと準備講座入校式
職務会議
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8 職務会議
9  
10 工賃支給日
11  
12 運動会
13 体育の日
14  
15 職務会議
16  
17  
18 障がい者社会活動推進事業講演会
19  
20  
21  
22 職務会議
23 施設内健康診断・職務会議
24  
25  
26  
27  
28  
29 施設内健康診断・職務会議
30 全国障害者スポーツ選手団出発
31  

慶應義塾大研究報告会「パン開発」
 9月9日から12日の4日間でアダナスとのコラボレーションパンとしてなんこうカボチャジャムパンを開発しました。「宮古島らしい」「コスパのよい」 ジャムパンを作ることをミッションにおいた私たちは、初日から島内を駆け回って宮古らしい食材を探し始めました。最初に目をつけたマンゴーは1キロあたり 500円もするということで高すぎたためアダナスのジャムには適しませんでした。食材探しが路頭に迷っていた時に市役所の職員の方に、とうがんジャムを 作っているみゃーくの味直売所の川平さんを紹介していただきお会いました。川平さんは私たちの相談を真剣に聞いて、親身にアドバイスをくれました。川平さんと一緒に話を進め、私たちが目をつけた食材がなんこうカボチャでした。なんこうカボチャは店頭に並んでいる期間も長く価格もマンゴーの1/5程度であり、生産地が宮古島内であったため私たちはなんこうカボチャをつかってジャムを作ることを試みました。13日の昼、山口さんと川平さんのご指導の元、 みゃーくの味直売所のキッチンを借りてジャムを作りました。ポイントは弾力が出るまで強火でかぼちゃと砂糖を煮ることです。12日、お世話になった川平さんにも来ていただいた最終発表会では、会場にいる方々になんこうカボチャパンを実食していただきました。「思ったより甘くておいしい」というお言葉を何人もの方からいただき素直にうれしいなと思いました。
 今回の商品開発で感じたことは1人で物事を解決するよりも多くの人でアイデアを出し合って解決した方がよりよい結果が生まれるということです。島の皆さん の知恵やご協力の元、思った以上に楽しくよいものができあがりました。また、アポインメントをとっていないにも関わらずプロジェクトに手を貸して下さった皆様にはとても感謝しています。
 今後、私たちの作ったパンが本格的に商品化されるかどうかはまだ未定ですがパンの開発を介して生まれたつながりを今後も 大切にしたいと思います。ありがとうございました。
慶應義塾大研究報告会「パン開発」 パン開発チームのメンバー なんこうカボチャパン


西里大通りホコ天出店


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