学園だより 第152号

「新利用者」紹介・施設内研修開催

「新利用者」紹介
 新入利用者を、紹介したいと思います。今年、宮古特別支援学校を卒業しました平良(たいら)雄飛(ゆうひ)さんと森(もり)山(やま)秀人(ひでひと)さんです。お二人共在学中は何度か実習経験もあり、出勤初日から大きな声で「おはようございます。」と元気よくあいさつが出来る明るい方々です。雄飛さんは、アダナスでパンの成形を担当しています。とても器用でクリームパンの成形をほぼ完璧におこなっています。一見おとなしそうな性格かな?と思いましたが、とても明るく陽気でひょうきんなところがあり、作業のちょっとした合間でも、CDから流れてくるAKB48の歌に合わせて、ダンスを踊ったりしています。しかも全部振付けまでも完璧で、支援員からは今年の忘年会はこれでいこうと言っているところです。秀人さんは、みやこ学園出向班で土づくりを行い、たまに除草作業や花壇植栽の応援等パワフルに取り組んでいます。実習とは違い一連の作業の流れも把握し、スムーズに行うことが出来ています。ひょうきんで早くも周りの皆さんの癒し役になりつつあります。
 今後は、みやこ福祉会の行事や余暇など色んな事に挑戦しながらいっしょに楽しく過ごせていけたら良いなと思います。一緒に頑張りましょう。

森山秀人さん
森山秀人さん
平良雄飛さん
平良雄飛さん
いつでも笑顔の秀人さん
いつでも笑顔の秀人さん
アダナスで仲間と雄飛さん
アダナスで仲間と雄飛さん


施設内研修開催
 平成26年4月30日みやこ福祉会施設内研修会がみやこ学園食堂ホールで行われ、職員29人が参加しました。講師に宮古圏域アドバイザーの清水聡氏をお招きし、「障害者の生活を支えるために支援の計画作りとその中にある大切なもの」という題目でサービス利用計画の基本的な考え方、ケアマネジメントの手法を学びました。前半は基本理念や原則、サービス提供の基本的な考え方について講義が行われ、後半はグループワークで事例を通してアセスメントやニーズの把握など課題の整理表を用いてサービス利用計画を作成しました。どのグループ内も活発な意見交換ができ、それぞれ時間内に支援計画を発表できていました。
 発表の際には清水氏のアドバイスも入り更に理解も深められる研修になったと思います。
 今回の研修で学んだことを今後の支援に活かせるよう職員全員で取り組んで行こうと思います。講師をお引き受け下さった清水聡さん、ご多忙の中、有難うございました。
看護職員兼機能訓練指導員:宮国さとみ
講義傾聴中 「講義傾聴中」
講義中の清水氏 「講義中の清水氏」
「グループワークで実践」 「グループワークで実践」

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