学園だより 第133号

慶応義塾大学研究プロジェクト訪問

チーム「アダナス」慶應義塾大学環境情報学部 山脇一恵
 9月の6日から12日まで、私たち慶應義塾大学玉村研究会では「サラダホウレンソウ」チームと「アダナス」チームに分かれ、みやこ福祉会のお力添えを受けながら、各課題の視察、提案を行いました。調査を通じて、宮古島では大量生産型のパン屋が多く存在する中、アダナスのパンは全てが手作りであるにも関わらず多くの販売網を持ち、島民に愛されているパンであるということが判明しました。実際に「アダナス」を見学した祭に、精一杯働いている利用者の方の姿や、ひとつひとつ丁寧に作られているパンに非常に感動しました。消費者の声からアダナスのイメージを「美味しい」「安全」と明文化することで、認知度、人気共に大変高く、安定した支持層がいることが改めて実証されました。今後発展して行く為には何をすべきかチームで話し合い、新しいパッケージ案やセット販売等様々な場面でのこれからのアダナスについて提案をさせて頂きました。アダナスのパンがただ売れるのではなく、これからも島民の方に愛され続けるような一流のパン屋として展開していくことを研究会一同応援しております。みやこ福祉会の職員の方々の暖かさに触れ、とても充実した6日間を過ごすことができました。学生に対しても熱く想いを語ってくださった伊志嶺さんを始め職員の方々に重ねて御礼申し上げます。
「アダナス」チームメンバー一同
「アダナス」チーム
メンバー一同
視察、提案発表
「視察、提案発表」
提案を生かし早速取組中です
「提案を生かし早速取組中です」

チーム「野菜ランドみやこ」慶應義塾大学総合政策学部 齋藤讓一
 去年に引き続き参加させていただきました慶應義塾大学4年の齋藤と申します。私は、去年、今年とサラダほうれん草グループに所属し、研究させていただきました。当時はサラダほうれん草というものが何物なのか、どのようなレシピで使われるのか何も知らずに宮古島での研究プロジェクトに参加していました。今年は去年提案させていただいたレシピ本をさらに発展した形でアウトプットを出そうと8月からチームメンバーと何度もミーティングを重ね下準備をして宮古島へと向かいました。去年にも増して、野菜ランドみやこの宮平さん、松川さん、黒沢さん他関係者の皆様からご協力していただき、私たちが最も納得のいくレシピ本を作成することが出来ました。そして、もう一点私だけが体験させていただいきとても嬉しかったことがあります。それは、宮古島訪問して、4日目の昼間に野菜ランドみやこの施設内の写真を撮らせてくださいとお伺いしたところ、ちょうどランチタイムみたいで私もサラダ、ご飯、汁物をご馳走になりました。美味しかったです!!以上のことも含めて、今年も去年も大変お世話になりました。それぞれの班がそれぞれの個性を活かし研究した一週間でした。満足した班、最後の最後まで考え抜いた班、初めてで戸惑っていた班などありましたが私たち学生は本当に貴重な機会を与えてくださったこと、非常に感謝しております。私は既に卒業しましたが、お時間を見つけてプライベートでも宮古島に遊びにいきたいです!その時は真っ先にみやこ福祉会に訪問させてください。必死に勉強し、考え抜き、行動し、納得した宮古島の研究プロジェクトでした。ありがとうございました。一層のご繁栄ご健康をお祈り申し上げます。
「野菜ランドみやこ」チームメンバー一同
「野菜ランドみやこ」チーム
メンバー一同
レシピ提案発表
レシピ提案発表
美味「おかずサラダ」レシピ出来ました
美味「おかずサラダ」レシピ出来ました


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