学園だより 第126号

高次脳機能障害者への支え方・《ぴぐれっと》創立式典参加

高次脳機能障害者への支え方を学ぼう  今年の建国記念日、2月11日(土)に宮古福祉保健所健康増進室にて、平成23年度沖縄県障害者就労支援ネットワーク強化・充実事業による障害者支援講演会を行いました。今回は「高次脳機能障害者への支え方を学ぼう」と題して、沖縄障害者職業センター所長高瀬様からのご紹介もあり「社会福祉法人名古屋市リハビリテーション事業団 就労支援員 稲葉健太郎 氏」を招いての講演会を行いました。参加者は障害者支援機関、介護事業所、行政関係者、医療関係者、ご家族など約80名程で会場はいっぱいにうまっておりました。内容は講師の稲葉氏の高次脳機能障害の特性やそれぞれの症状に合わせた対応方法、就労支援における取り組みなど短い時間ではありましたが、多くの内容をお話いただきました。また、講演会の後にも関係者からも何らかの連携支援ができる体制作りの必要性などのお話もあり、非常に有意義な講演会となりました。この講演を基に高次脳機能障害者の皆様への支援のスタートが切れればと感じました。講師の稲葉様を始め、ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様に感謝申しあげるとともに、今後の連携についてもご指導、ご協力を賜りますようお願い申しあげます
宮古福祉保健所講演会会場にて
宮古福祉保健所講演会会場にて
講演中の稲葉健太郎氏
講演中の稲葉健太郎氏
真剣に聴く参加者の皆さん
真剣に聴く参加者の皆さん


「社会福祉法人《ぴぐれっと》創立20周年記念式典参加」  2月18日(土)に開かれたぴぐれっと創立20周年式典に、伊志嶺理事長、親の会の本永会長と参加してきました。横浜市で開かれた記念式典及び祝賀会には、300名余の関係者が参加し、盛大な祝宴となりました。又、利用者、家族、関係者、職員と和気あいあいと楽しい宴が印象的でした。昭和56年に母親たちの仲間作りから活動が始まり、平成3年に「地域作業所ぴぐれっと」が開所し、それからぴぐれっと2やグループホームが立ち上がり、平成15年に法人認可されました。現在では、「多機能型事業所ぴぐれっと」や生活介護「ぴぐれっと1・2(法人本部)」就労継続支援B型事業所「ぴぐれっと3(喫茶店)」居宅介護、移動支援、重度訪問介護の「地域支援センターぴぐれっと」、グループホーム、ケアホームのみなみ風1〜7までの7カ所があり、「笑顔」と「苦労」に寄り添う事をモットーに取り組んでいる法人です。榎下理事長が挨拶の中で「これまでの20年の歴史の中には、大勢の人に助けられ、利用者、ご家族、職員の三位一体を生み出した、それから忘れてならないのは地域で支えられていることです。」との言葉に感銘を受けました。これからもお互い友好関係を保ちながら切磋琢磨し、当事者・家族の思いや願いを受け止め生き甲斐を感じる事の出来る施設であり続けていきましょう。
ぴぐれっと代表挨拶
伊志嶺理事長もエールの挨拶
ぴぐれっとの皆さんの余興


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