学園だより 第176号

職員研修・みやこ福祉会親の会「総会」開催

職員研修
 4月20日(水)午後16:30よりみやこ学園食堂においてみやこ福祉会全事業所職員を対象に職員研修が行われました。
 今回は、障害者福祉サービス利用と題して瀬名波支援課長から利用の流れの説明をしていただき、その後、サービス等利用計画書作成の演習を行いました。
 日頃、聞き慣れている言葉ですが、実際に作成することが少なかった利用計画をグループに分かれて作成してもらいました。上地相談支援専門員から作成ポイントを説明してもらい、実際に作成作業に入ると、皆さん活発に質問や意見が飛び出し楽しそうに計画書作成に取り組んでいました。グループ毎に作成した利用計画書の発表が行われ、時間を忘れるくらい熱中し、とてもすばらしいサービス等利用計画書作成が出来ていました。
 今回の経験を今後は、各事業所に於いて各々が、利用者一人一人の個別支援計画書作成に活かせればと思います。職員皆さんの協力のお陰ですばらしい時間を共有できたことに感謝いたします。ありがとうございました。
 社会福祉法人みやこ福祉会は、平成13年3月30日に社会福祉法人として沖縄県知事より許可を受け、同年8月より宮古島において初めての知的障害者通所授産施設を開演して依頼、現在まで、障害者に対して様々な就労支援を行って参りました。平成22年からは、就労継続支援A型事業所「野菜ランドみやこ」を設置し、ナッパーランドシステムを導入して、作業能力はあるものの、対人関係、健康管理などの事由により一般企業に就労出来ない人達を雇用し、生活指導、健康管理等に考慮し、また作業の容易性、安全性に配慮した機械設備の導入と近代化を図り、葉菜類のサラダほうれん草、みずな、グリーンリーフなどを周年栽培し、亜熱帯気候かつ台風災害などが発生する環境下で生活を行っている離島住民に対して、多様で新鮮な野菜を安定供給する事で地域貢献しつつ安定した事業経営を行ってまいりました。一方で、野菜ランドみやこについては、植物工場という特性上、生産活動において大きな電力消費が必要である。宮古島市は地球環境に優しい地域作りとしてエコアイランド宣言を行い様々な活動を実施していますが、離島という特性上、一般電力発電の大部分は火力発電に頼るところが多く、商業利用の安定した電力の確保には化石燃料資源の消費を続けているのが実情です。そこで、みやこ福祉会では「公益財団法人日本離島センター」に平成27年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(離島の低炭素地域づくり推進事業)を活用し、太陽光パネルを整備し自家発電を行い事業所内の電力を賄う(売電ではない)ことで二酸化炭素の排出を抑えていく取組を計画致しました。平成27年7月に無事採択を頂き10月より着工し、今年2月に完成し3月から太陽光による自家活用がスタートしております。これによりどれだけの電力経費の削減が出来るかそしてこれが離島における低炭素地域づくりを民間法人からも積極的に推進できるモデルとなり様々な業種による低炭素地域づくりに対する取組みが広がることを期待しております。
職員研修 発表の様子 演習中 理事長挨拶

みやこ福祉会親の会「総会」開催
  平成28年4月23日(土)17:00からみやこ学園食堂においてみやこ福祉会親の会総会が行われ新役員の皆様が選出されましたのでご紹介致します。宜しくお願い致します。
みやこ福祉会親の会「総会」開催

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