学園だより 第175号

野菜ランドみやこに太陽光パネル設置・フライングディスク「講習会」楽しむ!

3障がいカラオケのど自慢大会参加
 社会福祉法人みやこ福祉会は、平成13年3月30日に社会福祉法人として沖縄県知事より許可を受け、同年8月より宮古島において初めての知的障害者通所授産施設を開演して依頼、現在まで、障害者に対して様々な就労支援を行って参りました。平成22年からは、就労継続支援A型事業所「野菜ランドみやこ」を設置し、ナッパーランドシステムを導入して、作業能力はあるものの、対人関係、健康管理などの事由により一般企業に就労出来ない人達を雇用し、生活指導、健康管理等に考慮し、また作業の容易性、安全性に配慮した機械設備の導入と近代化を図り、葉菜類のサラダほうれん草、みずな、グリーンリーフなどを周年栽培し、亜熱帯気候かつ台風災害などが発生する環境下で生活を行っている離島住民に対して、多様で新鮮な野菜を安定供給する事で地域貢献しつつ安定した事業経営を行ってまいりました。一方で、野菜ランドみやこについては、植物工場という特性上、生産活動において大きな電力消費が必要である。宮古島市は地球環境に優しい地域作りとしてエコアイランド宣言を行い様々な活動を実施していますが、離島という特性上、一般電力発電の大部分は火力発電に頼るところが多く、商業利用の安定した電力の確保には化石燃料資源の消費を続けているのが実情です。そこで、みやこ福祉会では「公益財団法人日本離島センター」に平成27年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(離島の低炭素地域づくり推進事業)を活用し、太陽光パネルを整備し自家発電を行い事業所内の電力を賄う(売電ではない)ことで二酸化炭素の排出を抑えていく取組を計画致しました。平成27年7月に無事採択を頂き10月より着工し、今年2月に完成し3月から太陽光による自家活用がスタートしております。これによりどれだけの電力経費の削減が出来るかそしてこれが離島における低炭素地域づくりを民間法人からも積極的に推進できるモデルとなり様々な業種による低炭素地域づくりに対する取組みが広がることを期待しております。
野菜ランドみやこ建物屋上設置状況 野菜ランドみやこ建物屋上設置状況
太陽光パネル地上設置 太陽光パネル地上設置
太陽光パネルの配置 太陽光パネルの配置


フライングディスク「講習会」楽しむ!
 去った3月11日(金)14:00より宮古島市社会福祉協議会平良支所にて沖縄県手をつなぐ育成会副理事長 田盛寛人さん、瑞慶覧 猛さんをお迎えし、フライングディスク(アキュラシー)の講習会が行われ生活介護事業所みやこのメンバーで参加しました。ゆうあいピックでもおなじみの競技ですが、オリンピック競技としても認可されている競技だそうで基礎体操に始まり、ディスクの持ち方、投げるときの姿勢などを教わりました。「難しくて出来ない」「まっすぐ飛ばない」と言っていたみなさんでしたが、練習を進めていくにつれ、ペアを作っての基礎練習でめきめき上達し、締めの練習試合には上手に遠くまで投げる事が出来ていました。職員も審判講習を指導していただき、その時の講師の「審判は盛り上げ役です。 フライングディスク「講習会」楽しむ! フライングディスク「講習会」楽しむ! フライングディスク「講習会」楽しむ! 声掛けと笑顔を 忘れずに」との言葉が印象に残りました。将来的には宮古島でも競技人口を増やして中央大会やオリンピックに出場できる選手を育成して行きたいという激励の言葉もありました。
 楽しい時間をありがとうございました。

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