学園だより 第163号

ボランティア職場体験・芸術・文化講座事業閉講式・飯山劇団慰問公演に歓喜

ボランティア職場体験ありがとう!
 この度、野菜ランドみやこにてお手伝い及び職業体験をさせて頂きました平良榛(はる)希(き)です。私は4月から琉球大学農学部にて学業を始めるので、野菜ランドという農業の現場で得られた体験は非常に貴重なものとなりました。まず土を使わないという点が非常に珍しいものであり、私が今までに見てきた農業の形とかけ離れていると感じます。
ボランティア職場体験ありがとう!  また、普通の農業用水ではなく、化学成分を含んだ「液肥」を使用しているのも自分の経験と異なる点です。このようにして現代農業の姿を知り、かつ体験したのは高価な経験だと感じています。ぜひ大学での研究や探求の際に活かしたいと思っております。ごく短期間ではありましたが、様々なことを野菜ランドにて学び感じました。いつか社会にて労働を行う際に恩返しができたらと思います。まことに感謝申し上げます。


芸術・文化講座事業閉講式
去った3月25日(水)宮古島市社会福祉協議会主催の平成26年度芸術・文化講座事業の閉講式が行われ琉舞クラブの利用者さん10名と職員3名で参加してきました。
バッチリ揃っていますね〜すごい!
《バッチリ揃っていますね〜すごい!》
1年間の成果を思いっきり発揮して発表してきました。元気よく笑顔いっぱいで「楽しいね、頑張ろうね」と話され出番が近づくにつれ、緊張している様子も見られました。踊り終わるとホットした様子でお菓子やジュースを飲んで楽しい時間を過ごす事ができました。今年も琉舞クラブの皆さんと楽しみながら取組んで行きたいと思っています。


飯山劇団慰問公演に歓喜
飯山劇団慰問公演に歓喜 女水戸黄門様ご一行 利用者も一緒に舞台演出  去った3月2日に東京や神奈川を中心に福祉施設などでの慰問公演を行っている「NPO法人サンライズ福祉機構 飯山劇団」がみやこ学園を訪れてくれました。今回は「女水戸黄門漫遊記」という時代劇を行い、助さん格さんうっかり八兵衛を率いる水戸黄門様が宮古島を訪れ、住民を困らせる悪代官をゴムパッチンで懲らしめるというユーモアあふれるお芝居を繰り広げ、時代劇とは思えないアップテンポな流れで天童よそみさんや山下清さん、そして今一番人気の“東京エロキテル連盟”が「いいじゃないのぉ〜♪」「ダメよー。ダメダメ」を連呼して、会場を笑いに誘い、「ラッスンゴレライ!ラッスンゴレライ!」と手拍子で調子をとると利用者の皆さんも一緒に手をたたき声を合わせるなどアレンジ満載の公演を披露してくれました。最後は出演者が「手のひらを太陽に」を歌いだすと、ウキウキと心が高揚してきた利用者たち数人が舞台に上がり、歌う踊る跳ねるの大賑わい。「踊るぽんぽこりん」で会場の皆が一体となり楽しく愉快な時間を過ごしました。遠いところからはるばる来て下さった飯山劇団員の方達、又、劇団の皆さんを招いてくれた宮古島ロータリークラブの松原さん、どうもありがとうございました。また来年お会いする事を楽しみにしています。


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