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学園だより 第162号全国若者ひきこもり協同実践交流会inおきなわ・職員紹介
就業・生活支援センターみやこ 所長:神里裕丈 2月21日〜22日に沖縄で初めて行われた「全国若者・ひきこもり協同実践交流会」に参加しました。「テーマ別交流会」という分科会形式で全国の支援の実践を報告しながら参加者とのディスカッションでより深めていくという「みんなで学び合う」をコンセプトとした大会でした。この問題は全国的に深刻化してきている一方で各地域での取り組みも深まってきているお話が多く聞かれました。私は今回テーマ別交流会のコーディネーターの(2人いました)1人として参加いたしましたが、福岡(学校)、和歌山(地域支援センター)、横浜(就労移行)の各取り組みを聞くことができました。「本人主体で、根気強く、気楽に、焦らず見守りながら応援していく」ことが必要だと考えさせられました。 去った2月3日(火)、那覇市で開催されたPNPP@沖縄 PNPPで仲間を作ろう!に参加させていただきました。 P(ピア)、N(ネットワーク)、P(プロモーション)、P(プロジェクト)の略でPNPPと呼んでいるそうです。当事者を(ピア)といい、就労移行事業所や、地域活動センターで、ピアスタッフとして働いている方の活動内容や、ピアスタッフとして働く側の楽しさや、ピアとしての悩み等聞く事ができました。 そして、「元気+サークルズ」の疑似体験も行いました。 この疑似体験とは、「言いっぱなし、聞きっぱなし」と言って、いくつかのルールに従い、当事者同士でテーマを決め、話をするという事でした。 私がいたグループでは、病名や症状、その対処法等を一人、一人話されていました。 皆さん当事者とは思えないほど落ち着きがあり、自分をきちんと表現できる方が多く驚きました。「元気+サークルズ」に参加し、各自のアイディアを出し合い決定する事で、自分で決める、自分で責任を持つという気持ちになり、自分に自信がついたり、行動力が出てくるのではないかと感じました。 宮古でもこのような会があれば、当事者同士で共感、刺激、励まし合う事もでき、支援者ももっと当事者の気持ちに寄り添う事ができるのではないかと思いました。 とてもいい体験ができて良かったと思いました。ありがとうございました。
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