学園だより 第155号

消防訓練・職場実習を終えて

消防訓練
7月16日(水)に消防訓練を行いました。訓練の目的は火災や災害が発生した場合に備え、訓練を実施することで避難誘導を的確に行い、被害を最小限に止めると共に、利用者を安全に避難誘導することが出来るように防災体制の強化及び救助技術の向上を図るために実施しています。訓練は、クラブ活動中に相談室より出火を想定して行いました。火災報知器が作動し、職員が火災現場を確認し、初期消火へ向かいます。館内放送で火災場所を報告し、避難を指示します。又、消防署へ通報装置を使用して通報します。各職員は、各部屋の利用者の有無を確認し、避難誘導を行い速やかに近くの避難口へ誘導する。全員集合場所(山中農村公園)へ集合し、利用者の人数や異常のないことを確認して報告するまでの訓練でした。
また、消火訓練も行い、防火管理者(瀬名波)の消火器の説明や消火の方法などを受けて数名の職員や利用者で行いました。それなりに出来ていたと思います。訓練ということで緊張感が見受けられない、避難誘導も大きな声で誘導するようにとの指摘がありましたので、これからも自主訓練等を重ねながら、安全に避難誘導が出来るように取り組んで行かないといけないと感じました。皆さん訓練お疲れさんでした。

炎天下での訓練で火があつかったよ
「炎天下での訓練で火があつかったよ」
防火管理者より消火器についての説明
「防火管理者より消火器についての説明」 
消火の実演は厨房のひろみさん
「消火の実演は厨房のひろみさん」



職場実習を終えて
友利栄作さん7月1日(火)〜7月4日(金)の4日間、職場実習にチャレンジしました。実習先は宮古島市下地にある宮星牧場です。宮星牧場は宮古島で唯一の酪農牧場で島内に牛乳を供給している。島内の学校給食での牛乳も全て担っています。普段から動物大好きな栄作さんで実習のきっかけは牧場での見学で、牛を世話する仕事が出来たらいいね!と話をすると、とってもいい笑顔が見られた事もあり、知人を通して紹介して頂き実習にこぎつけました。実習先へは自転車通勤で独自で頑張りました。実習では決められた時間までの出勤、子牛へのミルク、水、餌やり成牛の世話や牛舎の清掃などたくさんの仕事がありました。仕事を教えて下さる職員の皆さんへの挨拶も緊張した様子ではありましたが自分の気持ちを上手に伝えることが出来ていたし子牛の餌やりでは撫でながら対応していて、ほのぼのとした気持ちが伝わってきました。初日の仕事が終わり本人に感想を聞くと「楽しいです」と。2日目からも生き生きとした表情が見られ3日目では職員さんから「楽しそうに子牛の世話をしているので助かっています。」4日目では「子牛の世話は1人で任せられるまでになっています。機会があればまた遊びに来て下さい」という言葉掛けがありました。あっという間の実習で栄作さんからも「もっとやりたかった」という感想が聞け、充実した様子が伺えました。栄作さんにとって良い経験が出来たのかなと思います。これからの栄作さんの活躍を期待したいです。
職場実習を終えて 宮星牧場 友利栄作さん「ただいま出勤で〜す」 子牛のミルクやり

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