第１８回沖縄コロニー大賞にケントミファミリーバンドの我如古盛健さんを推薦したところ、今年の沖縄コロニー大賞を受賞する事になり、推薦者として選考委員会の皆様方に心から感謝申し上げます。又、１２月９日に沖縄コロニー大賞受賞式典が那覇市のザ・ナハテラスホテルで盛大に行われました。
　今年の応募件数は４９件との事でした。選考理由について同実行委員会の高嶺委員長から「障がいがあっても夢輝く人生を送ってもらいたいと演奏活動を通して障がい者の社会参加に尽力し、多くの人に勇気と希望を与えている。自ら仲間達の道を模索し続けるそのひたむきな生き方積極的な活動と功績を讃える」と高い評価をいただきました。
　我如古盛健ことケンさんは、学生時代、相撲、柔道と活躍し南九州大会でも優勝しました。インターハイやわかやま国体、若夏国体にも出場し活躍しました。当時、大相撲の大鵬部屋からスカウトされましたが、それを断り大学に進学しました。大学時代に本格的に三線をはじめ、当時琉球放送の正月ラジオ番組「若い島歌」で最優秀歌唱賞を受賞し、大学卒業と同時に就職して順風満帆な人生を送っていました。そんな矢先、３０代で筋肉が衰えていく「進行性筋萎縮症」を発症しました。ケンさんは若い頃から柔道など健康面には自身があったので１年間はショックで人前には出られなかったそうです。しかし、いつまでも引きこもってはいられないと自分に出来る事を模索し、筋力が衰えていく恐怖と戦いながら好き な音楽活動を通し福祉施設の慰問ライブをスタートしました。平成１６年ケンさんの活動に共感した比嘉富子ことトミさんがライブ活動に加わりケントミバンドが結成されました。現在は、視覚障害や脳性まひのある人など約３０名を率いて県内外で精力的にライブ活動しています。 私がケンさんを尊敬するのは、今が一番幸せ。県内外を問わず海外などにも積極的に活動の幅を広げていきたい。いつかは活動が出来なくなる日が来るが出来るところまで頑張りたいとの思いを聞いた時でした。そして今年メンバーの将来の事を考えＮＰＯ法人サポートセンターケントミを立ち上げ、自ら理事長を務めメンバーの就職やライブ活動、自立の場としてカフェレストラン、生活の場としてグループホームの確保など障がい者が住みやすい地域環境の整備に積極的に取り組んでいます。このような活動が認められ第１８回沖縄コロニー大賞に選ばれたことを推薦者として誇りに思います。沖縄コロニーをはじめ関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

今年2回目の定期健康診断が12月2日（月）に行われました。身長、体重、胸部レントゲン、心電図、尿、血液検査、血圧の7項目の検査がありました。その中でも血液検査は嫌がる方が多くいるのかな？と思っていましたが、ほとんどの方は慣れた様子で余裕の表情が見られびっくり!!又、日本全体が高齢化となっている昨今みやこ福祉会でも年齢層がぐっと上がってきています。そこで気になるのは血圧やコレステロール、体重等です。職員も含めこれらの項目に”ドキッ”とする方が多いのではないでしょうか？私もその一人です。検診の結果を見るのが怖い。しかし１年後、5年後、10年後の自分の体を考えるためにも今の体の状態を知ることが大切です。そして、日々の運動や食生活に気をつけてこれからも健康第一で仕事をがんばっていきましょう。

　今年もクリスマスに合わせて地域の皆様より心温まるプレゼントが届きました！
　仲秀軽鉄社長　仲間秀行様より「ショートケーキ」、宮古ガス（株）様より「クリスマスケーキ」、マックスバリュ様より「アイスクリスマスケーキとお菓子、日用品等」とたくさんのプレゼントを頂きました、みんなこの嬉しいプレゼントにクリスマスムードも大いに盛り上がりみんなわきあいあいと美味しくケーキをいただきました。寒い季節となりましたが地域の皆様に支えられていることで心温かくなり今後も障害者支援に尚一層頑張っていく所存でおります。プレゼントを寄贈していただいたみなさま本当にありがとうございます。