9月9日〜15日までの間、昨年に引き続き、わたしたち慶應義塾大学玉村研究会は宮古島にて合宿を行わせていただきました。わたしは今年、野菜ランドみやこのサラダほうれん草の冬季消費の増加を目指し、マーケティング施策を考えるチームに属し、活動させていただきました。
　今年は、２年目の宮古島ということで、去年よりもさらなる気づきがある合宿となりました。今回、宮古島のスーパーや保育所、宮古高校など様々なところでヒアリングさせていただきましたが、サラダほうれん草について島民の方には確実に認知され、求められているなということを強く感じました。サラダほうれん草の特徴である「アクがないので、生でも食べやすい」という点も島の方々は理解し、調理して使っていたように思います。
最終的にわたしたちは「グリーンスムージー」という提案をさせていただきました。この提案は宮古島入りする前の話し合いからアイディアが出ていたのですが、わたしたちは、ただ流行を宮古島に持ち込みたかったのではなく、宮古島の方々の生活にリンクした存在としてグリーンスムージーが存在し、そしてそのグリーンスムージーの材料として、サラダほうれん草がぴったりだということを感じたため提案させていただきました。サラダほうれん草はまだまだ色々なところとコラボレーションをおこせるツールになり得ると私たちは考えています。今後もぜひ野菜ランドみやこの方々にはサラダほうれん草が輝ける場所を求めて、色々な可能性にチャレンジしてほしいと思っています。最後になりましたが、昨年に引き続き、みやこ福祉会の方々には大変お世話になりました。特にわたしたちの突拍子もないアイディアをすごい！と褒めてくださり、試作品作りのためにサラダほうれん草を提供していただいた野菜ランドみやこの宮平さん、黒沢さん、松川さんには特に感謝申し上げたいと思います。自分たちのだしたアイディアに対して、面白い、やってみたいという言葉をいただけた事がなによりもの達成感でした。ヒアリングなど、お忙しい中、お時間を割いていただき本当にありがとうございました。わたしには、来年もう一度宮古島にくるチャンスがあります。そのときにはさらに良い提案ができるように、この１年でたくさんの経験をして、たくさんの知識を詰め込んできます。また来年、お世話になると思いますが、よろしくお願い致します。

　９月１３日（金）に慶應義塾大学の玉村雅敏研究会による「サラダほうれん草の消費量を増やす」ための研究発表がありました。新しい消費スタイルを提供することで、サラダほうれん草の消費量も増えるのではないのか！ということで、サラダほうれん草を使ったグリーンスムージーなるものを提案されました。初めて聞くグリーンスムージー？？発表会で試食させて頂き、とても美味しいし、健康にも良さそうだと思いました。
　観月会で野菜ランドみやこは、納豆料理、ポーポー、グリーンスムージーを作りました。とても好評でしたので、グリーンスムージーのレシピをご紹介します。
　　　　材料（４人分）
　　　　　　　　サラダほうれん草：４株
　　　　　　　　バナナ：２本　　　リンゴ：１個
　　　　　　　　レモン汁：適量　　氷：１０個（角）
　材料を細かくカットして、思いっきりミキサーすれば、出来上がりです。ぜひ、お試し下さい。