学園だより 第108号

しごと準備講座「修了式」・ボランティア体験

しごと準備講座「修了式」
 先月、8月30日「平成22年度沖縄県障害者委託訓練しごと準備講座」が修了式を迎えました。今年度は6月1日から訓練生4名でスタートし、3ヶ月間の期間で「職業生活管理(自己チェック)」や「職業マナー」、その他の講義や、みやこ学園内での作業実習、週2回の全員での企業実習、1ヶ月間(1週間ずつ4企業)の個別企業実習というプログラムで行いました。
 入校式の際には不安な表情に見えた訓練生の皆様も、修了式の日には自信にあふれた表情が見られ、3ヶ月間の苦しみを訴えながらもやり遂げたという充実感でいっぱいとも話していました。訓練生の皆様本当におめでとうございます。
 今年は終了式の最後に訓練生の皆様から講師へのプレゼント(想いをのせた色紙やそれぞれにあったプレゼント)というサプライズもあり、とても感激した終了式となりました。訓練生の皆様、ありがとうございました。また、その自信を積み上げていくためにも今後企業への就労支援を継続していく事となっております。ともに励んで行きましょう。
 最後に外部講師として来ていただいた方々、実習を受け入れていただいた企業の皆様、様々なご指導、ご協力いただいた皆様、訓練生のためにご尽力いただいたことを感謝申し上げます。ありがとうございました。また、今後とも我々の支援、訓練修了者への励まし等、ご指導、ご鞭撻をお願い致します。
実習中
実習中
修了式


ボランティア体験 下地春樹さんほうれん草ハウスにて  8月の25日と26日の2日間みやこ学園でボランティアをさせていただきました。最初はちゃんと出来るだろうかとか、会わない人と一緒になったらどうしようかとか、そんな不安な気持ちで一杯一杯だったけれど皆と一緒になって同じ事をしているうちに、そんな不安は吹き飛んでいました。飛行機から降りて宮古島に立った時、空が近い、太陽が暑くてまぶしい、と思ったけれどみやこ学園では、皆の心が近く皆の笑顔が熱くて眩しかったです。ほうれん草
 自分は、聴覚に障害を持っていて、聞き返す事が何度もあったけど、何度聞き返しても嫌な顔をする人がいないのも印象的でした。「そんな人間もいるよね」といった風に受け入れられる皆の懐の広さにもびっくりです。みやこ学園で一番助けられて一番分けてもらったのは当たり前のように人を受け入れる心の広さと明るさでした。皆に分けて貰ったものを又誰かに分けてあげられるように、両手一杯の花々にして持って行きたいと思います。本当にありがとうございました。 府中東高校 下地由樹 ほうれん草 下地春樹さんほうれん草ハウスにて 今回は、とりあえず「楽しかった」次に「疲れた」おもにこの2つを実感しました。東京ではあまり出来ない体験でしたし、とにかく暑かった。でも働いている人達を見たり話したりしていたら暑いのも気にならなくなりました。仕事は疲れたけど楽しく出来た。兄の付き添いのつもりが、もしかしたら兄より楽しんでいるかもしれないと思うくらいでした。今回は本当にいい体験が出来ました。ありがとうございました。又来たいです。



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