学園だより 第99号

観月会・余暇活動・お知らせ

障害者支援講習会

 11月6日(金)「グループホームで生涯支援を目指して」と題して社会福祉法人ぴぐれっと 理事 西村信子氏をお招きして講演会を行いました。

多数の関係者が詰めかけました。
 講演の中で西村さんは、障害を持って生まれた子をこれからどうやって育てていったらいいかという試行錯誤の中、同じ境遇の方々と出会いこの子達の居場所づくりを目指していくなかでグループホームというかたちに出会い、現在のぴぐれっとができあがったと語りまた、これまでたくさんの人達の支えがありここまでこれた。人に感謝し、どう向き合い、どう繋がっていくなかで新しい道を切り開くことができるかとご講話下さいました。  参加した、保護者を始めとして関係施設、行政、学校等のたくさんの支援員の方々も西村さんの熱のこもった講話に真剣に聞き入り、また今後の課題として「親なき後の支援」をどうしていくのかということをあらためて共通して考えなければならないと連携を深めていました。  講演してくださった西村さん、参加して頂いたみなさま本当にありがとうございました。


いよいよです

  平成18年から沖縄県に宮古島には障害者の働く場が、どうしても必要ですと訴えてきました。その夢が来年4月に実現致します。それは、水耕栽培で夏にもほうれん草が出来る優れものです。この栽培システムをナッパーランドシステムと言い、夏場のほうれん草だけではなく、カラシナ・サラダ菜・ネギ・みず菜等々の葉菜類が栽培可能です。  この働く場を就労継続支援事業A型(旧福祉工場)と言います。それが出来たら障害者15名の方達が一般就労出来る事になります。福祉的就労と違い一般就労は労働基準監督署の管轄になり最低賃金を守らなければなりません。法定雇用率でも宮古島は飛躍的に伸びることでしょう。この働く場を「野菜ランドみやこ」と名付けました。それの地鎮祭と起工式が、先月7日に地主の恩河様や工事関係者・親の会・福祉関係者らが集まり盛大に執り行う事が出来ました。ご参列して頂いた皆様有り難う御座いました。  いよいよ始動です。

「関係者が勢揃いし、しめやかに」
「工事関係者によるくわ入式」

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